【速報】「OLYMPUS新製品(発売前)体感フェアPENコレクション2013」inNAGOYAに行ってきた！

５月25日（土）
「OLYMPUS新製品(発売前)体感フェアPENコレクション2013」がJR名古屋駅中央コンコースのイベントスペースで25,26日の２日間行われた。

私はFotoPusイベントやCP+などで、開発の人と直接お話するのが大好きだ。
製品の不満だけでなく、いい点も直接はなせるからだ。
ショールーム(大阪)にも数度と伺ってはいるが、はやり開発の方と話すとレスポンスがゼンゼン違う。使い方の説明は上手だと思うけど。
開発の方との会話は、スレスレの話をうま〜く聞き出す駆け引きも面白い。
ま、突飛な質問も多いんだろうけど。

ありがとう！　この日を待っていた!!!

昨年(20012年)10月6日。フォトパス感謝祭会場で
「OM-D発売されましたけど、もうPENって出ないんですか？」と質問した。
「待ってて下さい」との言葉をもらい、CP+前発表か？など、首を長くして待っていた。
待ってて良かったっっ！　。・°°・(＞_＜)・°°・。

E-P1、E-PL2と、長く待った甲斐があった。

イベント会場（名古屋駅中央コンコース）には、小川社長の姿も！
スタッフの方と同じく製品説明の接客をされていた。

さすがに、お声はかけそびれました。笑

開発の方に聞いたこと　要点をまとめて箇条書きにしてみた。［GPS編］

GPSは、NMEA0183規格を採用しているので汎用性が高い。
Google Earthにて動作確認済み。（.kmlや.kmzですか？と訊いたら違うといわれた）
ソフトウェア(OLYMPUS Viewer 3)では　ルートログ《軌跡》とタグ付けした画像を１ウインドウでブラウズできる。だが、ソフトウェアにルートログの書き出し機能はない。スマートフォン・アプリ(OI.Share)ではルートログ書き出しは可能。
iPhone(スマートフォン)からのログ書き出し方法は2種類を用意。

スマートフォン専用アプリから、１ファイルごとファイルをメールで送信する。
SDカード内に専用GPSフォルダーが作成され、ログを丸ごと作成1日単位(要追加確認)でファイルが作成される。

OI.Shareで作成されるルートログについて -- iOSの場合OS制御でログの間隔設定の必要なし（動いた時だけ書き出すという仕様らしい）。Androidの場合設定項目あり。

OI.Shareの最新バージョンはE-P5発売後にアップデートされるそうだ。
画像はメイン画面。機能一覧

オリンパス、スマホアプリ「OI.Share」の最新バージョン。GPSログとジオタグ付けされた撮影データの見え方

スマホアプリ「OI.Share」の最新バージョン。
GPSログとジオタグ付けされた撮影データの見え方。
ポイントは、E-P5撮影データとiPhone撮影データを並べて表示されている。
~~青：スマホ　赤：カメラ~~
青：カメラ　赤：スマホ　

オリンパス、スマホアプリ「OI.Share」の最新バージョン。
GPSルートログの見え方。
~~青：スマホ　赤：カメラ~~
青：カメラ　赤：スマホ

ビュー画面の上にある［WiFi］をタッチすると、初回の設定画面へ

OLYMPUS新製品(発売前)体感フェアPENコレクション2013　E-P5　WiFi設定

この時iPhone側では、QRコードを読み取る写真撮影モードになっている。
パスワードなどを設定画面で入力する必要ない点は非常に評価すべき。

説明スタッフの方に聞いたこと　要点をまとめて箇条書きにしてみた。［メカニカル外］

あくまで、私が訊ねた複数の（しかし全員ではない）説明員の方の個人的な意見・感想も含まれている点をお忘れなく。
つまり、会社としての「公式回答」ではないので、ヘンな揚げ足取りで会社を困らせるのはやめていただきたい。あくまで参考程度に。

Q1.	3種類のカラー展開ですが、どれにしようか悩んでます。社内人気を教えて下さい。
A1 .	ツートンモデルです。プレミアムモデルなら「白」がオススメ！　と、色で悩んでる　と言うとスタッフさんはみんなそれを薦めてくれた。
Q2.	白いボディージャケットがなくなってしまいましたね。どうしてですか？
A2.	汚れが気になるとのユーザー意見があったので。（私は白を愛用しているけど、それほど売れていなかったのかも...と想像した。）
Q3.	イチオシ機能はどれですか？
A3.	「1/8000のメカニカルシャッター」「５軸手ぶれ補正」「Wi-Fi機能」（ここまでは予想通り）意外に熱く語っていただいたのは、「フォトストーリー機能」
Q4.	OM-DラインとPENライン。どちらが上位機種になるのですか？
A4.	「ありません。」その時に搭載できる開発機能を盛り込んでいるという感じ。基本的にデザインの好みだと思ってもいいくらい差はない。だから、今回EM-5になかった1/8000、Wi-Fi機能、追加アートフィルターが搭載されたということですね。
Q5.	E-PモデルとE-PLモデルの関係性についてなのですが。実は個人的にフラッグシップモデルより、バージョン数が先に進んでいることにちょっとした蟠りがあります。（今回E-Pは「５」なのに、普及モデルE-PLは「６」となっている点について訊ねた）
A5.	確かに数字は大きいが、普及モデルはサイクルが速くコンデジ並みに出さなければ...というのがある。価格の下降ラインも急である。しかし、フラッグシップモデルは製品価格が下がりにくく、安心して長く使ってもらえると思う。 (私)けどなぁー、機能的にはそうでもCPU能力が上がったりして、書き込みのスピードが速くなったりとかはあるんですよぅ。（；＿；　ま、セカンド機として"L"も購入ってことですか？笑
Q6.	MR(マルチレコーディング=動画記録中に写真撮影しても途切れず動画記録され続ける技術)についてお伺いしたい。コンデジに搭載された時「次はミラーレス一眼に！」とずっと待ち続けていますが、どうなんでしょう？　MR機能を切望しています。
A6.	動画撮影中は画角(レンズ)が固定されてしまうので、レンズ交換式のカメラにその機能は本当に必要なのか？というシチュエーションのビジョンが定まっていないから方向性が見えない。技術的には問題ないような印象を受けた。

木製グリップのついた「プレミアムモデル」

開発の方に聞いたこと　要点をまとめて箇条書きにしてみた。［その他編］

今回、OLYMPUS PENのロゴ位置、大きさ、細部にわたって拘っている。
E-P5は３カラーラインナップだが、実は色だけでなく、質感も少しずつ違う。ボディー中央の「黒」はサンドブラスト加工で細かな凹凸があるのに対し、「白」はマイカ加工で表面はツルっとしている。
ボディーは寄せ木細工のように組み上げ、ネジを見えなくしている。ネジが見えるのは最後に組み上げる底部だけ。
これまで数回に渡って交換可能なグリップを採用してきたが、今回はWiFiとの兼ね合いで変更できないグリップに。（プレミアムモデル-グリップが木目、イイですよ！）
ボディージャケットはネジなど全ての凹凸をなくすデザインに徹底的に拘った。（これは、バッテリー交換などのアクセスがコレまで以上に大変そうだぞ！笑）