2013/10/27

日本通信、海外でSIM販売開始、「台灣VISITOR SIM」



日本人には直接関係ないが、
国内SIMロックフリーを強く推進する原動力になってくれている日本通信の動向について。

既に、昨年から外国人観光客の日本で使えるプリペイドSIMの販売を始めている日本通信だが
このたび、台湾に置いて一歩進んだ販売を初めてようだ。


「台灣VISITOR SIM」 打造赴日旅行網路連線不間斷


詳細はこちらに↓(もちろん、台灣語)

http://www.taipeiwalker.com.tw/p4-detail.php?id=1842

要約すると

  • 5日間で2,880円
  • 以降600円/日で追加可能
  • 提供はLTE(4G)回線
  • Skype、LINEが問題なく使える



台灣角川股份有限公司と株式会社角川アスキー総合研究所とのコラボっていう、不思議なカンジなんだけど、台灣国内では台灣角川が販売を担当するらしい。

他の国と決定的に対応が違うのは、

「台湾国内」で購入入手することができるという点だ。


これまでは、入国前にwebで予約、成田かホテルで受け取り(最近ホテルもOKになった)という算段だったと記憶している。

つまり、自国で接続の設定サポートを受けてカンペキな状態で出国 -台灣的には出境が正しい-できるというわけだ。
(いや、そんなに難しくないんだけれども、うちのブログにも設定方法難民さんが多く辿り着くようだし需要はあるみたい (^_^;;)

最初、値段見た時、「高っ!」と思ったが、4Gが使えるなら仕方無い... という気もする。

これはますます、台灣からのお客さんが増えますね。


何故Wi-Fiがフリーで使えないのか?


「日本で未だ、公衆Wi-Fiが無料で使えないとは、けしからん!」という意見を時々聞くのだけど、
表現の自由を主張しすぎ、また履き違えているこの国で、「どこからアクセスしたナニ」の管理が甘いままここまで来てしまった以上、不特定いや、特定不可が確実なアクセスは増やしたくないところではないだろうか。

逆に自分が旅先で実際 Tipei Free(台北で使えるフリーWi-Fi)の ID/pass を取得して接続できる環境でも、結局使わなかった。

一々立ち止まって、Wi-Fiアンテナ探して接続して、毎回パスフレーズ入力しなければならない。しかし面倒臭くて、結局3G回線だけで済ませてしまった。
ホテルの回線も無線に変わったらやたら遅く、使い物にならなくなっていて、ホテルでも結局プリペイドの3G回線を使うことに。
ここ数年のスマートフォン(PC以外の端末)の普及によって、無線LAN回線は圧迫され続けていると思う。
前に同じホテルの泊まった時はそんなことなかったのに。

考えてみたら
喫茶店でお茶してる時とか、ゴハン食べてる時とかしかWi-Fiに繋げることはできず、けど、必ず繋がるわけでもなく、しかもパスフレーズの入力が面倒。あまりいい思いはしていない。
ま、無料だし、エマージェンシーとして確保しておくのは重要だけれども。

だがそもそも
スマートフォンの性能がそこそこよければ、3Gでも遅くてイライラするということはなかった。だから敢えてWi-Fiに繋ぐ必要がなかった。(国内に居ても未だ4Gは使えないけど、そんなにイライラしていない)


私らも台灣でプリペイドSIMで4G使えるようにならないかなー


それと、台灣を訪問するフォーリナーとしては、台灣キャリアは日本語でちゃんとサービス内容を案内してもいいと思うんだよね。(もちろん、英語でも超解りにくいところにしかなく、すぐ見つけられない)

あ、すると、検索してここに辿り着く人が少なくなっちゃうか。笑