ここ暫く、
色やロゴが違うだけで、実は画一的なサービスをさもウチは違いますと広告宣伝費をばらまく会社にちょっと嫌気が差している。
あ、設備投資をちゃんとしてくれてて「いつも繋がる安心」は画一的じゃないことはわかってます。が...
そんなワケで、
そういうところから一線を画して痒いところに手の届くサービスを提供してくれる
MVNO(Mobile Virtual Network Operator - 仮想移動体サービス事業者)に心引かれる。
しかも、その情報は自分から積極的に求めなければ手に入らない、宝探しのような点にもワクワクする。
というわけで、本題。
通信回線をどこまで抑えられるか? とその方法についての考察 という話題を数回に分けてエントリーしてみる。
先日、ある人にTwitter上で
「IIJって会社が、いいみたいですのよ。」な話をした。
理由は以下。
- LTEが使える
- 2年縛りなし
- 1契約でSIM3枚貸し出しなプランがあり、これなら家族でシェアできる
- 普段の基本料金は低料、けど高速使いたかったらすぐに切り替えられるプランあり
- 信頼のdocomo回線(最近ちょっと危うい?)
この会社を知るまで、断然
日本通信(b-mobile)推しだったのだが、
1SIM月額約2,200円を家族で共有するにはちょっと不便な点に 早い・安いの断然イチオシとはいえ、2人で2倍か... 携帯もパケット上限いっぱいまで使えば相当な値段だし...とかな不満を抱きつつ「これが最善」と思って使っていたのだった。
この2社のサービス比較は次回にエントリーするとして、
今回はもっと根本的な話を済ませておく。
これは私の知り合いでホントにあった話。
「普通の人」さん
・iPhoneをどこかのキャリアで通信契約
・iPadもどこかのキャリアで通信契約
・外でPCも使いたい、ならばこれもルーターをどこかのキャリアで通信契約
つまり、合計3回線の基本料金+使用料 の支払いが必要になるわけだ。
それで大抵iPhoneとiPadが相互に縛り合って、キャリアを替わろうにもタダでは代われない状況なのである。
挙げ句、スピードが出ないどころか、繋がらないなんて 目も当てられない。┐(´ー`)┌
だが、殆どの人は「それが当たり前、それしかないのだ」と思って、辛抱強く使っているという構図。お気の毒です。
「もうさー、この間 店員に文句言ったんだよねぇ
『iPhoneやらiPadやら、次々出されたら、困る!』って。」とか言ってる、普通の人さん。
次々契約しなきゃいいンです。発売はキャリアの勝手で、契約は客の勝手です。発売したら契約しなければならないなんてことありません。
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普通の人 さんの環境 // 電波の色の数だけ回線契約しているという図。 本当に必要でもないのにこういう状況の人は結構いると思われる。 |
実際の「普通の人」さんの状況(ルーター)は、この図より激しく
wilcom・e-mobile・WiMaxと「繋がらないエリアがあるから&遅いから」とかで、3台(3契約)持ち。
WiMax契約後ほどなくして、auからWiMaxと3Gのハイブリッド出ちゃったし...(
DATA08 もちろんそんなモノの存在は教えてあげるまで知らなったようだけど、最低1年の縛りで直ぐに移行できないそうだ。)
これに、自宅の固定回線まであるのだから、どんだけ通信費払えば気が済むんだろう?
店頭で勧められるがまま、あれこれ契約させられている節も伺えて... ま、それはご本人の問題なのだろうけど。
これらを解決するには、
徹底的な(私的にはそうでもないクラス)、契約回線の絞り込みが必要である。
iPhone、iPad、MacBook Pro それぞれ、活用シチュエーションが違うのは認める。
駅で最寄り出口探すのに、iPadは酷い老眼でないかぎり要らない。
やはりiPhoneで地図を見たくなる。
けれど、カフェで休憩しながら、次に訪ねるところの情報は大きい画面(iPad)で見たいし、何度も推敲しながら書き込むメールはキーボードがあって、コピー&ペーストが楽に出来る方が捗る。
だが、通信回線は必ずしも全部がバラバラに必要だろうか?
使っても、iPhoneと他の何かだ。 3つも同時に使うことはない。
せめて、Wi-Fiルーターを持っているのだから、iPadはキャリア契約しないでWi-Fiタイプを購入すべきだ。
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これがシンプルで高速接続が望める形(iPhoneは契約したとしても...) これで、 Wi-FiルーターとiPhonenの2回線。 |
ちなみに、ウチの現在のモバイル環境。 (自宅に光回線あり)
特記すべきは、iPhoneと Wi-Fiルーターが unlocked SIM だという点くらい。 |
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問題は、別行動の時どちらかが使えない。 |
ガラケー4回線のうち1つは、Wi-Fiが使えるタイプに切り替えた。
理由はパケット定額で4,400〜6,000円払うことに。疑問を感じていたからだ。
ちなみに、携帯はau4回線で1萬円しか支払っていない。(うち1回線は毎月割適応で200円しか請求されない)
個人的事情による意見(考え)を纏めておく
iPhoneだけに「携帯機能」集約することはできないのか? ガラケーを捨てられない理由。
→電話としての機能はイマイチだと思っている。 迷惑対策で「PCからのメール拒否」をコマンド設定しているガラケーユーザーの友人にメールが届かなくなり、個別設定してもらう煩わしさを感じる。ガラケー同士ならすんなりメールできる。(SMSでもいいけど、文字数少なすぎ)
Wi-Fiの使える携帯にしたので、ほとんど、内線or待ち受け専用となった。
今時連絡はメール... どころかfacebookかTwitterだ。
中途半端にデジタルな人とは、相変わらずガラケーの付き合い。
iPad発売以降、仕事以外ではMBPをモバイルすることがなくなって、
1ヶ月にどんなに使ってもWi-Fiモバイルルーターの通信量は500MB未満だ。←この点も、プランの選択肢を考える段では非常に重要になってくる。
次は、実際の
MVNO(仮想移動体サービス事業者)の主立った発売プランを比較してみることにする。