2013/06/06

「PEN pic2.0」サービス終了。(6月1日発表)






気に入っていたアプリが1つなくなる。



PEN pic2.0 サービス終了のお知らせ(2013.06.01) iOS iPadmini
PEN pic2.0 サービス終了のお知らせ(2013.06.01)



アートフィルター(R)が搭載されていなくても...


数回前のエントリーでも触れたことに重なるが
Instagram公開前から「アートフィルター」という名で写真の加工を簡単に行えるアルゴリズムをカメラに持たせた 駆け出しは デジタルPEN(正確にはその半年前2008年に発売したE-30から)だったと思う。(色を一色だけ抜き出して表現するとかの技法は他社製に存在していたが)
流れはInstagramと共に一気にそちらに傾き、今ではスマホを中心に多くのサービスが存在する。


PEN pic2.0 はアートフィルターをスマホで再現できて独自SNSも担ってる、そんなサービスだった。
ちなみに、「アートフィルター」はオリンパスが商標登録している。




もともとオリさんのカメラに搭載されていたアートフィルター(R)機能は
後発品に追加追加で新種が搭載されて、E-P1(デジタルPEN初号機/2009年7月発売)などを買った私は相当悔しかったんだが、アプリで加工できるようになって、その辺の不満を吸収してくれていた。
もしかして、そういう目的で存在していたのかも?


クロスプロセス、私の持ってる2つのPENが持っていないフィルターで特に気に入っていた。





これからはアプリが代わってWi-Fi経由でそれはできる。



一部機能の重なったアプリが既にある。
これからは「OI.Share」に集中する方向なのだ。
で、SNSサービスはやめるのか? 多分、やめるんだろうな。
たくさんあるし、これ以上数が増えても... という気もする。
OI.Shareには Twitter、facebookなどへの共有コマンドが用意されている。
独自でSNSサービスを維持する必要はないのかもしれないし、これまでもそんなに利用されていなかったのかもしれない。

カメラメーカーはどこも既にユーザー会員登録を兼ねたweb上で展開しているコミュニティを持っているし、そちらは自社製品の撮影作品の検索閲覧が可能だから販促の理にかなっている。
たとえばFotopusとかニコンイメージングとか。



加えてOI.Shareは


OI.Shareは東芝のFlashAirと一緒に使えばオリンパス以外のカメラでも利用できる。
これで「オリンパスのアートフィルターいいよね!」ってことでカメラ自体が売れるといいですね。






開発、お疲れ様でした。


PEN pic 2.0(終了)iOS
https://itunes.apple.com/jp/app/pen-pic2.0/id446389491?mt=8


OI.Share iOS Wi-Fiを通じて、リモートシャッター・GPS・アートフィルター管理などが出来るこれからのアプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/olympus-image-share/id561896860?mt=8



[追記]
OI.Shareで、リモートシャッター・GPSの管理がなどフル活用できるようになるのは次期バージョンから(OLYMPUS PEN E-P5発売6月下旬以降に公開予定)で
加えてフル活用する為にはオリンパス最新機種(つまりE-P5)が必要。
現行バージョンではFlashAir連携上でのアートフィルター処理が可能。


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