私の場合、カメラ鞄の悩みはいろいろあった。
市販のカメラバックって、どうしてみんな同じカンジなでしょう?
私が日頃思っていた不満を並べてみた
1. インナー/エクステリアがみんな黒で見にくい
- レンズキャップ落としたら探せない
- 最近のボディーはカラフルになったけど、それでも黒が主流
2. ショルダーではしゃがんだ時、荷物がフラフラする
- いつもそうそう、荷物を安全な場所に置けるワケじゃない
- 被写体に低い位置からアプローチしたりすると、構えた時背中の荷物がフラっと前に来て、チャンスを台無しにしたりとか
3. 荷物を置いて写真を撮るのが基本?
- そうかもしれないけど、必ず安全な場所に置けたりするのかな?
- 私、そもそも鞄を地べたに置くのすらイヤなんですけど...
4. カメラバッグは狙われている! かも...
- カメラバッグってそれこそ「カメラ持ち歩いてます!」って言いふらしてるようなもんだよね、「狙って下さい!」って言ってるようなもので。
- だから、そこらへんに置いとけない。
つまり、こんなカメラが理想だった
- 撮影時、両手が空く
- カメラを構えた時どんな角度でも安定している
- できれば3way(手提げ/肩掛け/背負い)
- レンズ交換の時スペースが最小限で済む、それこそ立ったままで出来る
- 他にないデザイン、カメラが入っているとは思えないっていうか...
- 普段も使える鞄がカメラバックになるっていうか?
これに辿り着くまでの大まかな変遷
1. カメラバックを選ばず、インナーを交換できるタイプにした。
オーストラリアのメーカー「クランプラー」のザ・ヘブン 左から L・M・Sサイズ |
外側はベルギー・アントワープに本社のあるキプリング 「SWEETHEART」 品番:K08268 持って行くカメラに併せて組合せをかえてみたり |
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Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ |
なかなかよかったのだが以下の不満が。
- もう少し容量が欲しい!
- これじゃ、自転車に乗れない
- やっぱり、背負えないとアウトドアには不向き
2. 一見カメラバックに見えないようなカメラメーカーの出してる鞄
外側にドリンクホルダーがついている点がGood しかも3wayだし |
ダブルジッパーで開けてガバっと開く「ドクター鞄」と同じ システムで、見晴らしの良さはピカイチ 背中側にA4書類を入れられる薄い部屋と 両脇に小物を入れられる部屋もある |
ひっそり「ニコン」のタグが付いてるだけ Nikon ショルダーバッグ アウトドア 20.4L |
今度こそ!と思ったが以下の不満が。
- 縦に深い為、インナーの上にいろいろモノを置いてしまいがち
- カメラがへのアクセスがちょっと面倒
- 肩紐の付き方が良くないせいで重心が悪く、前屈みに持たなければならない。それでも辛い。これは決定的に使えない!
- やっぱり、立ったままのレンズ交換は無理がある
肩紐、脇ではなく底についている場合 荷物の重心が背中から離れてとても背負いにくくなる いつも、肩紐を両手で引っ張って前屈みで歩いていた。 |
買う前に断念したもの。コンセプトはいいんだけど...
- リュック◎
- 立ったままレンズ交換可能◎
- 肩紐の付け位置◯
- インナーが黒じゃない◯
- 3Wayどころか1way×
- デザイン×
「無いものは作る」しかない!
ということで、作ることにした。ベースはコレ↓
「カメラ鞄にお困りじゃないですか?02」に続く...
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