既製品のカメラバックにいろいろ不満が募っていて、作ることにしちゃいました!
の、続編。ベースメントで、「これならいける!」と目を付けたのはあやの小路さんのがま口リュック。
けれど、ここでも問題が。
- カメラグリップは必ず右手で持つ位置にある つまり、ファーストアクセスは右手が望ましい。→なのに既製品では左手でアクセスする方にファスナーがついている
- 既製品ではファスナーが上から開くようになっている。→全開して初めてカメラにアクセスできる。
- 購入者レビューでも指摘があるように、上被せが小さめなので、絞り口が見えてしまっている。
作ってしまおう! とは、カスタマイズして新しい逸品を製作してもらうことなのだ
カスタマイズを受け付けているのは京都岡崎本店と、Tokyo Laboのみ。
最初、カスタマイズできるのは持ち込み布地(帯地とか、着物とかをリサイクル)だけだと思っていて、Twitterでますおかさんと話していたらそうでもないことがわかった。
まずは、こちらの要望をまとめてみた。
これを携えて、岡崎本店へ。(7月下旬)
迎えてくださったスタッフのKさんとはこのあと、合計2度の訪問と10通以上のメール/電話やりとりにて完成し。手元に到着したのは10月23日のことだった。
以下、やりとりの一部
被せのがま口を換えてみる為、装着可能そうな金具サンプルをあててみたり... |
相談内容から、工房宛ての丁寧な仕様書を作成してくれたり... |
「紐が撚れるから、付け方を変更した方がいいけど、どうします?」と 工房からの連絡をとり継いでもらったり |
「どうしてその方法にしてほしいのか」をこちらから説明する図を 工房に送り返してもらったり... |
まずは、開封からのポイントを全部説明
あやのこさんの定番パッケージに包まれて... |
担当してくださったスタッフKさんからお手紙が添えられていた! 感激! ありがとー❤ |
とりあえず、袋から出してみたところ |
変更点1:ファスナーの位置逆転と肩紐の細かい仕様変更
既製品では底までファスナーの開き止まりがかなり上の方に。
このままでは、中にスタンバイしたCRUMPLER THE HAVEN(Lサイズ)が半分しか使えない。
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底0cmまでファスナー開き止まりに
ファスナーの開き方を天地逆にして、底から開けるように変更
ファスナーは既製品より10cm長い特注品に変更
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_ | 何度もやりとりして、ようやく納得の形に納めてもらった、肩紐の付け根。 |
変更点2:追加点
| がま口ポケット(大)の中にDカンを追加 |
変更点3:ファスナー位置の変更に伴い、いろいろ逆位置に付け直したり、型紙変更しえもらったり
がま口ポケット(大)の留め具や、Dカン |
かぶせ蓋のがま口(小)の中のナスカン かぶせ蓋の型紙を新しく作ってもらい、出来るだけ大きくしてもらった |
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おまけ情報01:付属ポケットの大きさを較べてみた
かぶせ蓋のがま口(小)はペン類が入るサイズ | がま口ポケット(大)にはiPadminiが縦にも横にも納まるサイズ... 危ないから入れないけど。 | ||||
↑ここに入っているもの2つ |
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おまけ情報02:レンズ交換アクセスはこんなかんじ
入っているのはクランプラー「ザ・ヘブン」 Lサイズ |
初背負いを後ろ姿で記念撮影
あやの小路のみなさん、ホントにありがとう❤ |
あやの小路のカスタマイズ品について注意事項
- カスタマイズ品の価格はそれぞれ違うので、お店に相談してみることをオススメします。
- webショップや、Twitterでスタッフさんにも聞いたりできるが、受付は京都岡崎本店とTokyo ラボ店への来店対面のみ。
- 相談に行く場合は、お店に電話で予約して、十分の時間を予定したほうがいい。
あやの小路店舗案内
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