1月31日は皆既月食は近年稀に見る好条件
次の皆既月食は7月28日だが、明け方に始まり全国で月入帯食が見られるが、全部を見ることはできない。
とくに北海道、青森県、岩手県これらの一部では皆既食が始まる前に月が沈んでしまう。
参考:
平成30年(2018)暦要項 日食・月食など - 国立天文台暦計算室
そうなるとお天気次第だが カメラで撮影したい なて人も多数居そう
【皆既月食】2018年1月31日の夜に #皆既月食 が起こります。日本全国で観察可能です。#国立天文台 では、この機会に多くの方に皆既月食を観察していただこうと、観察キャンペーンを行います。キャンペーン詳細はウェブサイトにて→https://t.co/qRz5Tr2VR9https://t.co/0Yg9ulosKB pic.twitter.com/qI3aFnO60W— 国立天文台 (@prcnaoj) 2018年1月19日
前回の皆既月蝕は2014.10.08.18時台〜21時台 JST だった
以下の動画は OLYMPUS O-MD E-M1 × M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II ×ポラリエ(Vixen ポータブル赤道儀) の組合せで タイムラプス撮影したもの
この時名古屋周辺の天気は強風で雲が流れていた
記録には「寒い」と書いてある
大事な「皆既」の部分はほぼ雲に覆われているし...
10月だったので大したカメラ防寒も要らなかったのだが今回はそんなわけにもいかない
皆既月食の撮影に必要な機材と 防寒について紹介しておく
防寒しなかった場合、レンズが結露して 内側に水滴が付くと 乾くまで待つしなかない
移動の際の寒暖差が原因 レンズ・カメラは適温を保っておくことをオススメする
今はモバイルバッテリーの普及で機材が豊富になってきたので 是非
赤道儀って何?
地球の自転運動の効果で太陽・月・星が1日で空を一周する (=日周運動) を行っている当然カメラを三脚で固定すると、動くものはいずれ画角を外れていく
そこで、「極軸体」(赤経軸)を、およそ1日で1周(=地球の自転の速度)に合わせた装置を使うとカメラは被写体を追尾できる。 他の機能を合わせた装置では「追尾機能」と表示されている。
① OLYMPUS O-MD E-M1 × M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II × ポラリエ(Vixen ポータブル赤道儀) × ポーラメーター 自由雲台は2つ使う ② OLYMPUS PEN E-P5 × M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 それぞれの三脚はベルボンとマンフロット |
OLYMPUS PEN E-P5 × M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 × ポラリエ(Vixen ポータブル赤道儀) × ポーラメーター |
MTPIXIEVO-RD [PIXI EVO ミニ三脚 レッド] には 長筒は重量的に無理 |
雲台が私が買った時よりよくなっている!(自由雲台が微動雲台にバージョンアップ!うらやましい)
最初の1本は重量感のあるものをオススメする。 風が吹いても揺れにくく、星を撮る時は必須となる。
なくてもできなくはないが、極軸合わせには絶対あった方がいい
付属品の利用では北極星が見えない環境(曇っているとか昼間とか)では軸合わができないため
丈夫な三脚を既に持っているならこのセットがオススメ
Vixen 天体望遠鏡用アクセサリー 望遠鏡用アタッチメント 極軸微動雲台 35519-8 は、単体購入で12,500円ほどするので絶対セットで買うのがオススメ
オススメのヒーター
これら全て、市販のモバイルバッテリーをUSB-TypeAで繋ぐ仕様カメラとレンズ一緒に保護するタイプ
VIXEN
レンズに巻くタイプ(撮影中ずっと使える)
鞄の中から保護するタイプ
ポラリエの使い方についてまとめました
ポラリエステップアップキット 関連動画11本集
基本セットアップ編は8番目以降にリスト
https://www.youtube.com/watch?v=wNsf2bcsOqg&list=PLXhXu7C9k7QsS0tmdzxwhsCKTuG_t2qH4
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