2014/09/20

通信業者なら通信サービス内容で勝負すべき。有るべき姿だと称賛しています。



サービス上方修正の連続は3大キャリアだけじゃなかった!



3大キャリアが、まだ使えるiPhoneの下取り価格を期間限定で積み増しするなど、どうみても本来のサービスではないところで競争しているなか、

MVNO(仮想移動体通信業者)の価格競争は健全で、有るべき姿だと称賛している。
ここにきて、またb-mobileがサービス向上修正をリリース。
多いに応援したい。


何度も言います。
SIMフリー端末は
海外旅行に頻繁に行って、現地の安いSIMを調達する人のための特殊なもの! って思っているアナタ、
 その考えもう古いです。
最近使ったフレーズだけど。もうホント、知らないって不幸ですよ。

私、考えてみたらiPhoneだけでなく、合計3台のWi-Fiルーターも全て
SIMロックフリー端末しか使ったことなかったな。
※この端末は、IIJで販売している SIMロックフリーのLTE対応のWi-Fiルータ

以下に該当する人は、絶対一度は自分で考えて!

  • これまで1度も、3大キャリアのiOS端末利用で「そろそろ7GBの上限超えそうですよ」の通知が来たことない人
  • 「そもそも、何故こんなに高いのかわからない!」という人
  • MNPとか面倒で今まで1度もやったことないけど、ちょっとしかパケット使ってない人

自分がどれだけ月に使っているのか把握できていない人は
SIMフリー時代に備える☆新通信回線ファイナンシャル的プラン解体書(後編
「今の自分のデータ通信量を知りたい人は」項目で確認してみてほしい。

ただし、注意点が1つ。
例えばインターネットで同じページをブラウズしたとしても、画面が大きくなればなるほどデータ通信量は増える。
iPhone5とiPadminiとじゃ、同じfacebookアプリを使っていても、やはりちょっとデータ量が変わってくるので、きっちりではなく多めに見積もっておくことも忘れずに。

では、オススメの仮想移動体最高スペック比較表です。

前回は「データ通信のみ」で、4社複数プランを検討する比較表を作ったが
今回は仮想移動体業者 の私が選ぶ最高水準スペックを2社1プランずつ検討する比較表にした。MNPを考え、より具体的にイメージできるよう「音声通話セット」で示した。


仮想移動体通信業者 最高スペック比較表
日本通信   IIJ
Platinum SIM(スマホ電話SIM フリーData)7GB 高速データオプション


2,613.6円 7GB/月
1年継続オプション加入で8GB/月
通信プラン名
音声通話機能付きSIM(みおふぉん)ファミリーシェア


2,765円 10GB/月
直近3日間の通信量の合計が1GB以上の時
速度制限
直近3日間の通信量が1SIMあたり366MBを超えた時(つまり、3SIM合計1,098MB)
※クーポン残量があり、クーポンがONの状態では通信が規制されることはありません。
上下:制限なし
契約通信速度
上:50Mbps 下:150Mbps
200kbps
制限時通信速度
200kbps
docomo回線
LTE:2100MHz/1500MHz/800MHz
W-CDMA/HSDPA/HSUPA:2100MHz/800MHz
ネットワーク
通信方式/周波数
docomo回線
NTTドコモのLTE/3Gの周波数と同様
よくある問い合わせ 参照
1SIM
契約SIM数
最大3SIM(イニシャル1SIM)
※3SIMで7GBを分け合うシステム
IDEOS、Light Tab、iPhone3GS、iPhone4、iPhone4S、iPhone5(いずれもSIMフリー端末)
Platinum SIM FAQ参照のこと
テザリング
iPhone3GS以降、iPad(第3世代) 以降、のSIMフリー端末対応動作確認済み端末参照のこと
iPad Air、iPad mini Retina
iPhone5(iOS制限あり)以降のモデル
動作確認済み端末参照のこと
LTE対応
iPad Air、iPad mini Retina
iPhone5(iOS制限あり)以降のモデル
動作確認済み端末参照のこと
100MB/324円
500MB/1,296円
いずれも90日有効
追加クーポン
Web販売:追加クーポン
 100MB/216円
店頭販売:クーポンカード
 500MB/1,500円(非課税)
 2GB/3,000円(非課税)
いずれも有効期限は購入月を含めた3ヶ月目の月末
×
翌月繰り越し
×
速度切り替え
1,684.8円
音声通話機能基本料金
756円
21.6円/30秒
(テレビ電話38.8円/30秒)
国内通話料
21.6円/30秒
(テレビ電話38.88円/30秒)
3.24円
ユニバーサルサービス料
SIMあたり3.24円
受信 無料
国内送信 3.24円/通
海外送信 50円/通(非課税)
海外で送信 100円/通(非課税)
SNS送受信料
受信 無料
国内送信 3.24円/通
海外送信 50円/通(非課税)
海外で送信 100円/通(非課税)
216円
キャッチホン
×
324円
留守番電話
×
◯(別途転送料)
転送電話
◯(別途転送料)
国際ローミング
国際電話
迷惑電話接続制限
5ヶ月未満8,640円(解約金)
最低利用期間
1ヶ月(データ通信部分)
------
音声通話機能解除調定金
12ヶ月未満で最大11,800円

  • 初期申込費用 3,240円
主な初期費用

  • 初期申込費用 3,240円
  • SIMカード追加 2,160円

  • 1年継続オプション加入で+1GB/月(1年未満の解約について解除料として3,240円発生)
  • SIMカード交換変更 2,160(新しい番号になる)
  • メールアドレスの付与なし
特記すべき事項

  • SIMカード再発行 2,160円
  • SIMカード交換変更 2,160円(SIMにチャージされたパケットは破棄され新しいSIMに引き継げない)
  • メールアドレスの付与なし
約4,301.64円+通話料
月額最低ランニングコスト
約3,524.04円+通話料

※キャリア毎に税込/税別バラバラだったが、見やすいよう表中の価格表現は税込に統一(消費税8%)した。
※別途サービス添加の量販店売りは対象外とし、純粋に各MVNO直接契約のプランを提示した。


つまり、
2プラン間の相違点は以下となる

  • 価格差 4,298.4円 vs 3,521円 (ざっと簡単に データ通信料+電話機能基本料)
  • データ通信パック 8GB vs 7GB
  • 1SIM vs 3SIM
  • データ通信追加パック価格 100MB/324円 vs 100MB/216円
  • 新機種テザリング できない vs できる
  • データ通信パック翌月繰り越し できない vs できる
  • キャッチホン・留守電機能オプション用意 ある vs なし



結果

私はどこにも行かないことにした。
このままIIJファミリーシェアを使い続ける。むしろ、長年維持してきたau電話回線を契約時期に合わせてみおぽんに充当しようと思う。
私の場合:更新月のMNPなら、転出手数料2,160円+SIMカード交換変更2,160円が発生するだけ。
解約・他社へのMNP転出をご検討中のお客さまへ|au
MNP転入(他社からIIJmioへ)|IIJ 音声通話機能付きSIM(みおふぉん)



ちなみに、
大手キャリアでは同じくらいの条件(5GB)で月額約8,000円の実質支払いになるとか。新聞記事では言っていた。この間は6,500円払っているという人が居たけれども。新聞もどこまで本当だか... iPhone5/16GBモデルをiPhone6/16GBモデルに機種変更。2年縛り、旧端末下取り、端末代は実質0円で試算だそうな。(朝日新聞9/20朝刊8面:IIJの金額にちょっと間違いあったけど)

朝日新聞9/20朝刊8面:MVNO2社と大手の比較記事(IIJの金額にちょっと間違いあったけど)
朝日新聞9/20朝刊8面:MVNO2社と大手の比較記事

ここでは
MVNOのデメリットはサポートが充実していない点で
大手3大キャリアのメリットはサポートだ充実している点だ  と言っていた。

しかしこれについては章も後半だが放ってはおけないので多いに反論しておきたい。
参考:
【悪徳】ソフトバンクでiPhone6機種変する際は要注意!!【素人殺し】|iPhone修理スマートドクター大阪心斎橋本店
No!SoftBank

これらにもあるように、決して大手キャリアが頼りになるわけではない。
どころかこの手の話は今に始まったことではなく、機種変更の度に繰り返され今では「iPhone新型リリースの風物詩」とまで言われる。
もともと、人気機種は「抱き合わせで指定のものも買わないと売ってやらない」という態度がキャリアショップにある。市場価格の何倍も高額で売りつけて問題にもなった。
「二次代理店が独自にやっているからキャリアを責めるな」という意見もいただくが、実際売上げノルマやインセンティブのあり方に問題があるからこのようなことが起きるのであり、その意見は筋が通らない。
「ゴネたらすんなり行く、ゴネないヤツが悪い」ともいわれるが、それもお門違いだ。

この態度がキライで、私はこれまで日本のショップで携帯電話を買う気がしなかったのだ。

一方、サポートが充実していないと新聞にいわれたMVNOだが。
iOSメジャーアップデートの度に、「各社の動作確認情報を待ってから行ってください」とアナウンスされ、アップ後すぐに確認。その情報はwebに反映され、Twitterなどで共有される。
FAQも充実しているし電話窓口だってある。
APNの設定方法、プロファイルだってすぐに解るところに置いてある。
日本語が理解出来る人間が説明さえ読めば、全く問題ないレベル。
むしろ、それでサポートが足りないというなら、そもそもスマートフォンなんて持ってはいけない。

修理に至っても、iPhone/iPad類に限っては大手キャリアではできない。Appleか、Appleの正規サービスプロバイダーしか対応できない。それでもサポートが充実というのは、首をかしげる。

言いたいことはヤマほどあるが、これ以上長くなるので(反省)
改めて機会を得たいと思いマス(ホントゴメンナサイ、話が逸れました)

au回線を利用したMVNOについても調べていた
今回のiPhone6,6plusはau回線で使うとすごい!パーフェクトだ! と漏れ伝わってきたので
そんなにいいならau回線も考えてもいいかもね と。
だが、そんなこともうどうでもいいくらい、この2つのどちらかしかない。
他に、b-mobile、IIJそれぞれが独自に展開する、量販店売りの別サービスもあるが、
それはそれらをまとめた方の記事を参考にしていただきたい。


折角調べた労力が勿体ないので、次エントリー以降に内容を披露予定。
(mineoのページはひとくせあってちょっと見づらいのよね、解りやすくまとめてみた。)




本当にこれで最後

日本ではSIMロックフリーが正式な呼び名とされている unlocked SIM端末だが、
ここでは 語呂よく「SIMフリ」や「SIMフリー」などと記載しているが、お察しの通り、
《 SIM lock free 》SIMカード発行業者間種別で動作しないなどの制限がかけられていない端末こと。SIMフリー
のことです。
意味が通じているなら、一々指摘しないように お願いしますね。笑






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