まだまだ検索上位の【ファーウェイ E586】周辺について
2月21日〜26日の5泊6日で小正月の台湾を満喫する旅に出た。
台湾大哥大と中華電信のSIMを購入し、今後各回線を維持する為、いろいろな検証を行ったリソースを数回のエントリーにてまとめておこうと思う。
今回は、検索の多い【ファーウェイE586】周辺に話題を絞って、設定関連をまとめるエントリーにしたい。
既出なので、以前よりももっと初心者向けに丁寧に書いてみようと思う。
事前に情報を集めて、準備は自宅で
取説も見ず、ルータ設定にアクセスする方法も知らないまま海外でSIMを買おうとするのは無謀です。おやめなさい。
そういう方は、国産キャリアの海外ローミングでも使って1日2,900円払ってください。
パケ放適応も始まりましたから、昔に較べたら十分よくなりました。
キャリアショップに足を運ぶ手間も省けます。それで十分です。
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新しい設定を作る為に
既出の内容なのだが、今回は中華電信・台湾大哥大の設定で新規作成するところを敢えて再説明。
「敢えてSIMフリーモバイルルーターを購入する」ようなコダワリさんには改めて必要ないコトも書く。
ただの再説明では芸がないので、出来るだけ解りやすくする。回りくどい説明で、ゴメンナサイよ。
これでダメな人は、諦めたほうがいいです。(ー_ー;;
1. まず、ルータアドレスを知る。
ルータアドレスを知る方法は知っていれば意外と簡単だ。
ルーターの内側にSSIDとキーフレーズ(パスワード)が書いてある。
出荷時のままなら印刷ままのはず。
とりあえず、いつも使っている通りにWi-Fi接続すればいい。
この画はnanoSIMに下駄を履かせてminiSIMにしているところ(台湾大哥大SIM×電脳中心買物隊 in 香港)
接続したところ。
今回もiPadで説明。
- 青まるの > をタップして詳細表示する。
《ルーターアドレス》を確認。
192.168.1.1←これ。
いまから、これにアクセスする。
2. ルータアドレスにアクセスって?
接続の為の設定(後にプロファイルという呼び名で登場)は、PCの中にあるわけでも、iPadの中にあるわけでもない。
モバイルルーターの中にある。
従って、今から そこ=ルーターの中 にアクセスして変更したり新しく設定作成したりするのだ。
最近のルーターは複数の設定を記憶しておくことが出来る。
一度設定すれば、電源をOFFにしても大丈夫。削除命令をしない限り保存し続ける。
- ブラウザー(SafariやChrome)を起動
- URLを入力するところに《192.168.1.1》と入力して「Enter」
- ログインを求める画面が表示される
- すでに《admin》初期値 は入力されている
- Password《admin》初期値を入力して 【Log in】をクリック
- 【Connection】が表示される。
- このディバイスの状態が一覧で見られるといいうワケ。
- ネットワークのタイプ
- パスワードの種類
- 下り(download) カレントボリュームとトータルボリューム
- 上り(upload) カレントボリュームとトータルボリューム
などなど。
ちなみに、E586は5台まで同時接続可能。で、この図では2台接続されている。
新しい設定を作る
1. まず、新しい設定(Profile : プロファイル)を作る
- [Setttings]タブから
- [Profile Management]の[New Profile]をクリック
この画面ではすでに、中華電信のプロファイルが作成済みの上、デフォルトとして設定されている。
プロファイル名の後ろについた(D)が”デフォルト”。つまり現在の設定値ということになる。
新しいウインドウが現れ、
設定していく。
画面は台湾大哥大の設定。
《Profile name》は任意の文字が使えるが、
全体を通して設定には1バイト文字しか使えないので
英語名で入れているが、別にローマ字読みでも、ここは自分で把握できればなんでもいい。
他は、そのままこれを真似て入力すればOK。
全部の入力が終わったら、[Save]をクリックして、プロファイル作成作業は終了。
ちなみに、こちらは中華電信のプロファイル内容。
中華電信の英語表記は「Chungha Telecom」
新しい設定を指定
設定を変更管理する場所は作成する場所とは別
- [Settings]>[Mobile Connection]をクリック
- 《Profile name》を選択すると、登録したファイルがリスト表示される。
- 最上部が現在の設定値。
- 今回の場合、Chunga Telecom(中華電信)のプロファイル。
設定変更の実行
- 先ほど新規作成したプロファイル「Taiwan Mobile」を選択後、[Apply]を選択。
- すると、この画面になる。
- 「ホントに変更してもいいのか?」と聞いてくるので、間違いがなければ[OK]を選択する。
設定変更が完了すると
「Success」のモノログが出る。
基本操作は以上。
これで十分。
次回以降に、他タブの初期値、変更の肝を解説予定。
おまけ
使用時のエリア変更
- [Settings]>[WLAN]
- [WLAN Advanced Settings]から【Country】を設定。
- Aから昇順に並んでいるので今回の場合「TAIWAN」を選択して、[Apply]だったかな、、、で確定する。
この図は選択前の図。「JAPAN」にチェックが入っている。
もちろん、日本に戻ってきたら戻しておくこと。
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