ちょっと、まえおき
国産キャリアの縛りがない「SIMフリースマホでの話」でしょ? とか読み飛ばさず読んで欲しい。
出来れば、SIMフリーのスマートフォンがあった方が話は絶対早い。
回線のアクティベーションも指定番号にコールする作業が必要になるから、「電話機能」があれば便利。
だが、
たとえばファーウェイのモバイルルーターとスマホの組合せでも十分威力は発揮できる。※当日のキャリアカウンタースタッフのスキルが低いとSIMのアクティベーションをやってもらえない可能性もある(2011年に経験済み)が、絶対にやってもらえるハズなので(2013年はやってもらえたし、2012年も別の日には出来るというスタッフが居た)、諦めずに頼んで欲しい。入境フロアがだめなら、出境フロアのカウンターも立ち寄るべき。後者の方が空いている。スキルの問題ではなくただ時間がなくてやってもらえないだけかもしれないから。
スマホの3GはOFFにして、モバイルルーターのWi-Fiを拾えばいいのだ。
もちろん、その場合電話としては使えず、情報端末として使うことになる。だからSkypeや050plusなど第2の連絡手段を用意しておけば問題ない。
ちなみに、イーモバイルは国内ロックだけで、海外のSIMにはunLockedなので、問題なく使えることも覚えておくといい。
ま、ファーウェイE586の設定については
発売から数年経っても、かなりの確率で設定情報の検索があるという傾向も踏まえ、以降新しくエントリーし直すつもり。
ローカル回線を維持するメリットについて
まずは、現地の回線を維持するメリットについて少し説明したい。
海外プリペイドSIMを探す人が検索して辿り着く店は たぶん池袋のBWIjpだと思う。
iPhoneのようなスマホが登場する前から、ノキアやモトローラーのモノクロ・ゴツイ携帯の購入でお世話になったりしたものだった。当時は英語のような1バイト文字しか扱いがなく、日本人にとっては語学の壁に直面する敷居の高い製品だった。日本語対応携帯は種類も少なくメチャクチャ高かったし...(-_-
iPhoneのようなスマホが登場する前から、ノキアやモトローラーのモノクロ・ゴツイ携帯の購入でお世話になったりしたものだった。当時は英語のような1バイト文字しか扱いがなく、日本人にとっては語学の壁に直面する敷居の高い製品だった。日本語対応携帯は種類も少なくメチャクチャ高かったし...(-_-
今はiPhoneがあってインターネットを介した「情報」をすぐ手に入れられ、すでに「電話」だけの機能ではなくなっているし、寧ろ電話として使うシチュエーションは非常に少なくなった。
とはいえ、未だ現地の人との待ち合わせ
たとえば、空港での出迎えやホテルの予約の際「空港についてすぐ連絡の取れる番号」を求められる。楽天トラベルなんて、何の対応もしてくれない。全て自力でやらなきゃならないことはあまり知られていない。
そういった時、アクティブなローカル回線を持っていると何かと便利だ。
スマホなら、回線さえ使えればメールやSNSで確認も取れる。
言葉が解らなければネット越しに翻訳機能だって使える。
こんないいものはない。もう、個人旅行には必携アイテムと言ってもいい。
既出だが、台灣のキャリアでは 概ね5日で電話代込み500元(約1,500円)インターネット無制限使い放題 で 非常に魅力だ。
日本のキャリアでローミングした場合 パケット上限2,900円/day くらいかかる。
日本から重要な電話がかかってくる、どこの「海外」に行くか決まっていない、周遊する人にはローカル回線の維持はあまり意味を持たないが、
1ヵ国に何度も訪問する人は作っておいて損はないと思う。
台灣は私にとって、何度も訪問する、インフラも非常に整っていて、物価も安い。
旅行客にも優しいネットワークプランが容易された、申し分ない国なのだ。
是非、日本に外国人観光客を呼び込もうとプランニングする官庁は見習ってもらいたいものだ。(外国人観光客に優しいプランは他にもある。それはまた別のエントリーで)
ということで、今回 是非とも台灣での回線を維持して次回に繋げようということになったのた。
では早速、台湾大哥大(Taiwan Mobile)の、会員登録作業
今回は旅先でみんなが持って行くであろう、iPad(mini)で行う。
モバイル版のページ http://m.taiwanmobile.com/ を利用する。
前回でも述べたが、台湾大哥大はSIMの入った端末が台灣国内にある間に1回目の認証パスワードをSMSで受け取る必要があるため、台灣滞在中に処理する必要がある。
反して、中華電信は日本でも会員登録できる(回線開通後)ので、焦らずともよい。
上部中央、鍵マーク「會員登入」をクリック |
「成為會員並取得密碼」をクリック |
一番上の欄「我是台灣大哥大行動電話用戸」にチェックを入れて 「進行身分驗證」をクリック |
「手機門號」には取得した携帯番号 「身份證號/統編」にはSIMを取得した時に提出したパスポート番号 「輸入系統驗證碼」は画像のパスワード 「取得手機認證碼」をクリック |
|
|
「密碼」パスワードを設定 「密碼確認」確認パスワードを入力 「E-mail」メールアドレスを入力 ※パスワードは英数混在(大小文字区別あり)の6-12文字で設定しないとエラーが出る 2つのボックスをチェック 「確認」をクリック |
ログインして、残高期限照合をやってみた。
web版ではこんなかんじ。 非常に使い辛いので、会員用 iOS ・Androidアプリをオススメする。 |
行動客服 |
行動客服.appの方が使いやすい!
| |
| |
| |
| |
アプリ経由で、リチャージできるか試してみた02
| |
なんと、iPhone5を再起動してもログアウトされない上に、「餘額査詢」と「線上儲値」がグレイアウト!
|
第3のリチャージ方法
クレジットバウチャー(儲値卡)を買っておく。
上記のイロイロで、振り込みが出来ない場合、プリペイドカードを購入しておくのも手だ。
実際、買ってみたのだが
できるだけ小さい額面の卡(カード)を買おうとすると、店員に怪訝に思われた。
「300だと80ボーナスがついてくるよ!」と何度も言われた。
少額だとボーナスがついていない。なのにたくさん買うなんて... ということなんだろうけど。
いや、180日ごとに期限延長するのが目的だから、あまり額面が大きいと残高が貯まりすぎて困るんだ。という説明をするのも面倒クサイのでスルー。
300元なら+80ボーナスなのに、150元を3枚買うなんて... 算数できんのかい!との勢いでご親切に、最後まで言われた。
|
|
結果、
合計3つのショップで、OK卡・如意卡 併せて9枚入手。
だんだん、コツをつかんで購入額面が小さく、そして支払う額も小さくなっていった。(実は支払いは額面通りではなく1〜2割ディスカウントしている店もある。今回はそれを探すのに苦労した)
毎年訪問したいが、確実ではないので、2年更新分は確保した計算。
ホテルスタッフに、カードを見せて「これを安く売ってるところを知らないか?」と聞いたら「こんなの初めて見ました」と言って
親切にセブンイレブンでコレ見せれば通じますから と、《このカードありませんか?》という内容の中国語を紙に書いて持たせてくれた。
カードの存在は知っていたモノの、(ディスカウントで)取り扱っているを見つけるまで、どこで売っているのか検討も付かず、電器屋、光華國際電子界隈(台灣の秋葉原電気街)を巡って、それぞれ訊ねてみたが、
ある人は「セブンイレブンで売ってる」といい(それは知ってる。あっても定価、額面も大きい。2000元卡とかもある。もともと、最悪見つけられなかったそれで我慢しようとか計画していたし。)
ある人は「中華電信なら神脳国際で売ってる」と教えてくれた。これもたぶん、中華電信傘下の販売店で定価売りだろうし、そもそもその店を見つけるのが大変。(^_^;;
とにかく、聞けば持ってる知恵を授けてくれはしたが、実際は自力で探し当てることになった。通常月額契約の人には縁のないモノだものね。
ようやく見つけた、 儲値卡を取り扱う店。 |
街なかでも、タイ語の表記が目に付くようになったし、目鼻立ちが独特の人たちにも多く遭遇した。
入境の際、イミグレで外国人就労者の一団と一緒になった。
台灣も東南アジアからの就労者を積極的に受け入れているのだろうか。
1回目のリチャージはうまくいかないと大変なことになるので、180日ギリギリではなく早めに試してみるつもり。
ま、中華電信は日本語音声対応なのでそう苦労もないのだけれど
問題は台湾大哥大だな。音声切り替えのクエリがうまくいかないことも多いし... 失敗すると、タイ語とかマレー語じゃもう諦めなきゃならなくなる。
ということで、早速iCalのリマインダーに「期限30日前お知らせ」を追加しておくことにした。
まとめ
リチャージ方法をいくつか紹介した。
一長一短の中から、都合の良い方法をチョイスしていただけたら、幸い。
関連ページ
國際漫遊|台湾大哥大
Big West International LTD
関連エントリー
01台湾大哥大と中華電信のプリペイド SIM カード|台灣2013