2014/03/21

ISSを追いかけて。


このごろ、ISSを追いかけている。

もともと、1990年頃から流星群の肉眼観測を主に行ってはいて、
以前はただ肉眼で見るだけだったのだが、流星群は1年毎だが、ISSは1ヶ月も待てば次が見られる点がなかな手軽だ。
自宅屋上から、ほぼ全天狙えるのだが、225万人超えの政令指定都市なだけに、光害(こうがい)が激しい。
だが、そんな中でもISS(国際宇宙ステーション)は-4.7等級で非常に明るく、緩やかに動いているので(見た目の速度はジェット機と同じくらい)初心者でも見つけやすい。

ISSを追いかけるきっかけになったのはそんな理由で、なんとなく欲も出てきて撮影をはじめてしまったのだが、

これが間違いだった。ε-(´∀`; )

ISS出現時間中(3分〜5分/条件により変動する)全てを撮影する長時間露光は非常に厳しいのが現状だ。動画なら簡単なのに。...(¬_¬)




そこで、インターバル撮影(タイムラプス動画)という方法で、何度がチャレンジしてみた。
まぁ今のところこれくらいでも仕方無いか... という程度のものが出来たので。メモ的な意味でも公開することにした。

ISSインターバル撮影/比較明合成
ISSインターバル撮影45枚を比較明合成した。
ノイズ処理などはしなかった。


ISS(国際宇宙ステーション)の情報はどこにあるのか?

「きぼう」を見よう - 宇宙航空研究開発機構 すべてはここに集約されている。
ただ、一部図表にFlashを使っていたりしてiOSでは見られない。
事前に、PCで見ておいて、Flashの部分はスクリーンショットを撮って、Evernoteに1記事として撮影状況メモなどとともにバインドしている。

ISSが地上で見られる原理などについてはここでは割愛するが、理屈がわかると出現時刻のおおよそがわかるし、撮影条件決定の一助にもなるので、是非理解してほしい。

簡単に言うと、金星が「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれているのと同じ原理です。



私が普段使っている関連厳選[iOSアプリ]

Comet Book|ビクセン
無料。とりあえず、使ってみたい人はコレがオススメ。 夜モードにすると、星空観測の時、目の負担を減らせるし他観測者の邪魔にもなりにくい。iPhoneでも見やすい様に、極力装飾を省いている点が評価できる。

Star Walk for iPad - 5つ星の天体観測ガイド - |Vito Technology Inc.
特筆すべき点は、機能追加がすごいのにめちゃ安の300円。以前は1,500円くらいした。
意外と知られていないのは、全天データが入っているので、ネットワークに繋がっていなくても(例えばエジプトの砂漠の真ん中ででも)星図表を確認できる点。

Star Walk - 5つ星の天体観測ガイド - |Vito Technology Inc.
iPhone用300円。

キロボどこ? 〜国際宇宙ステーションを見よう〜|Toriningen Co.,Ltd.
無料。事前に次回のISS日本飛来情報を確認できる。

Sky Live - スカイライブ - 天体予報|Vito Technology Inc.
無料。App内課金あり。日本語対応
傾斜度の割り出しに必要な位置情報が得られる。(但し、要ネットワーク)
何より、壁紙に使われている望遠鏡を使った宇宙写真がとても美しい!

Diana|itok
無料...たしか。月と太陽の暦(月相)に特化した無料アプリ日本語で見やすい。

静止衛星検索|3ace Co.,Ltd
無料。App内課金あり。
もともと中継車設置環境決定の際、電波遮蔽物がないかの確認の為のアプリだが、今近くにどんな衛星があるのか確認するには他にも使い道のあるアプリ。
有るはずのないところにある「星らしきもの」は衛星だったりして...と確認するあ。

コンパス|Appleプリセット
iPhoneにジュラルミンケースを使っているので、方位は役に立たないのだが、傾斜度はだいたいちゃんと作動している。赤道儀を使わない撮影時の「カメラの傾斜度設定」にはこれはなかなか使える。カメラのセンサーのありそうな部分と平行にあわせるのがポイント。


そのうち...そのうち、使い方などを紹介するかもしれない


[関連ページ]

JavaScriptで人工衛星の位置を表示する - nifty ※デフォルトではISSに設定
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