交換しました、メモリ
今月(2014年3月)はメインマシンを積極的に強化することにした。のは前回お伝えした通り。
MacBookPro15" Mid 2012。
MacBook Pro Mid 2012のシステム概要 |
ハードディスクは 1TB serial ATAに交換済み
メモリは PC3-12800 DDR3 1600 MHz タイプの RAM を当時載せられる最大限の4GBを2枚挿している。
今回、購入時の4GB×2から、8GB×2へと変更する。
[交換前]システム情報.app > メモリ |
MacBookPro15" Mid 2012のメモリ交換 8GB2枚組で約16,000円だった。ゼンゼン値下がりしない。 |
自分のマシンもいつもMagicanでメモリ解放を頻繁にしなくてはならないほど動きも緩慢で(これはHDDの飽和も原因あり)なんとかしたいな、と思って居たところに
いろんな人の「8GB×2枚=16GBにしても大丈夫だった!」との報告ブログを読んでだので、やってみることに。
Magican(後ほど紹介)で行った「メモリ解放」のメッセージ |
交換はコツとやってはいけないを守れば簡単
だいたいはサポートのページを見ればわかるが...
MacBook Pro:メモリの取り外し方法と取り付け方法|Apple Supportま、それじゃ終わっちゃうんで...
初めての人にもできるだけ解りやすく解説しようと思う
裏返して蓋を開ける...為には
交換には、以下を用意。
- 精密ドライバー+0番
- メモリ
PC3-12800 DDR3 1600 MHz タイプの RAM (MacBookPro15吋 Mid 2012の場合) ※他は発売年毎にかなり違う。該当のタイプを必ず確認のこと。MacBook Pro:メモリの取り外し方法と取り付け方法|Apple Support
裏返して蓋を開ける...前に
「やってはいけない」と「まもるべきこと」は2点。- 接点は触ってはいけない
- 埃がついているからといって、息を吹きかけてはいけない
知ってた?正しい持ち方
メモリの正しい持ち方 |
では開始
裏ネジ長3本、短7本、全てを取る。
長ネジ3本の位置は、ヒンジ側右から3本。(下図参照のこと)
精密ドライバー+0で裏ネジ合計10本を外す。 ネジは無くしやすい。小皿に入れておくことをオススメする |
メモリは2段に挿さっている
メモリを両脇から押さえているレバーを外側に外して、メモリを斜に持ち上げてから、引き抜く。1段目は比較的簡単。
- ◯印の押さえバネを外す(するとそれだけでちょっと斜に浮く)
- 矢印の窪みに人差指をかけ、両手で均等に引っ張る
1. ◯印のおさえバネを外す |
2. 矢印の窪みに人差指をかけ、両手で均等に引っ張る |
精密ドライバーはネジを回すだけじゃない
2段目を取り出すには、ちょっとしたコツがある。
2段目(下段)はどうやって取り出せばいいか、困る人は多いと思う。- 二段目(奥)の押さえバネを外す(一段目同様にちょっと斜に浮く)
- 一段目同様、窪みに指をかけたいところだが、うまくいかない時は無理しない
- メモリの基盤に空いた穴に精密ドライバーを入れてゆっくり片側少しずつ2,3回に分けて慎重に引き抜く。(取るのに夢中になって傷つけないように注意)
- もちろん、指が入る程度になったら手で取り出す
1. 二段目(奥)の押さえバネを外す 2. 窪みに指がかからなければ無理しない |
3. 基盤に空いた穴と精密ドライバーを利用してちょっとずつ、左右交互に引っ張り出す 4. 指で取り出せるところまできたら、手で取りだしてOK |
新しいメモリと交換する
2段目、1段目、入れる時のコツは同じ
- 正しい持ち方を維持して、挿せるところまでメモリを差し込む
- MacBookPro本体ヒンジ側の縁に中指をかけ、●印のところに力を入れゆっくり均等に差し込むこの時かならず両手を使うこと
- 入りかけたらちょっとだけ下方向に沿わせるカンジで、おさえバネの「カチッ」と感が得られたらOK(二段目)
- 一段目も同じ要領だが、最後のおさえバネだけは手でおさえるカンジで
1. 正しい持ち方を維持して、挿せるところまでメモリを差し込む |
2. ●印のところに力を入れゆっくり均等に差し込むこの時かならず両手を使うこと |
目安
初めては、どれくらいが「挿し込んだ」状態なのか解りにくいもの(ほとんどが挿し込みが甘い)
下図を参考にしてみて。
十分に挿さっていない状態 |
接点側のスリット(切れ目)の分量を特に見て欲しい
十分にささった状態 |
しっかり蓋して、交換は完了
時々、ネジが曲がったまま無理矢理回している人をみかけるが、それはキケン。
ネジが締めにくいな と、思ったら 締める方向と反対回りに2,3周まわしてから締め始めるとまっすぐ入っていく。カーブがあるから、締める時はドライバーを垂直におろすより、本体外側にドライバーの頭をきもち倒してみるとスムーズに行くことがある。(特に短辺側2本のネジ)
ちゃんと認識されているか?は、何段階かで確認する
1. ちゃんと起動する
ミュートにしていないのに起動音がしないというのは、何かしらの問題がある証拠。
もう一度、ちゃんと挿さっているか蓋を開けて確認。
(今回は、Macが起動しない時にやってみるいろいろなことは本題から逸れるので割愛)
2. システム情報.app > メモリ/Magicanで
[交換後]ちゃんと認識されている。 |
[交換後]Magicanのアクティビティモニターでも確認してニマニマする |
ここで安心していたら、もう1段階進んだチェック方法を教えて貰った。
これはみんなにも是非使って欲しい。
3. Remberでより深くチェック
マックメムのメモリテスト:無料インストールについては配布元で詳しく説明してくれているので、ここでは割愛。
ダウンロード後解凍、モノスゴク解りやすい。説明割愛 |
Rember.appをダブルクリックで起動
Rember.appのアイコンはコレ。 |
最初に出てくるのはこの画面
起動させるとこの画面が出る。 メモリ認識されてるようなので「OK」を |
すぐにテストが始まる。
なかなか時間がかかるが、我慢我慢。
なかなか時間がかかるが、我慢我慢。 |
テスト終了。
バックグラウンドでチェックさせていたが、40分くらいかかった。
テストの結果が出たのは40分後だった。 |
このテストは、定期的に実施するといいそうだ。
もし、なにかしらのエラーが現れたらマックメムのサポート掲示板で質問してみることをオススメする。
とりあえず、なんともなかったようでよかったよかった。(^_^)♪
ひとつ、失敗したなー と、思ったこと
基盤に埃がついていたのだが、取るものを用意していなかった
※息を吹きかけてはいけない。
こういうのを用意して、傍らに掃除機をスタンバイしておけばよかったな...と。
こういうのを用意して、傍らに掃除機をスタンバイしておけばよかったな...と。
次回は絶対そうする。
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