次のSIMは「プラチナ」にしよう |
と、決めてはいたが、ネックは倍近くのコストだった。
そんな折、
b-mobile:日本通信が
「Fair」=公平 なる新しいシリーズを発売した。
まずは、これまでのSIM展開を俯瞰して、解りやすく作表してみる。
【b-mobile SIMカード】
Fair 従量課金SIM | プラチナ 使い放題SIM | U300 使い放題SIM | 備 考 | ||||
音声+ データ通信 | ------ | micro(1) | mini(2) | ------ | mini | ■無料通話1,000円分(最大25分) ■無料通話繰り越しなし ■30秒あたりの通話料 21円(税込) | |
[初期手数料]3,150円 [月額]6,260円 | [初期手数料]3,150円 [月額]3,960円 | ||||||
データ通信 | micro | mini | micro(3) | ------ | micro | mini | *初回は1GB=1024MB |
[4ヶ月/120日]9,800円* [追加1000MB]8,350円 | [1ヶ月]5,280円 [6ヶ月]29,880円 [12ヶ月]56,160円 | [1ヶ月]2,980円 [6ヶ月]14,900円 [12ヶ月]29,800円 | |||||
共通事項 | ■通信方式/周波数 W-CDMA/HSDPA/HSUPA 2100MHz/800MHz ■通信速度 下り最大7.2Mbps 上り最大5.7Mbps ■最大4ヶ月の従量制 1024MB or 1000MB | ■通信方式/周波数 W-CDMA/HSDPA/HSUPA 2100MHz/800MHz ■通信速度 iPhone4専用ネットワーク(1) iPhone3GS専用ネットワーク(2) iOS専用ネットワーク(3) | ■通信方式/周波数 W-CDMA/HSDPA/HSUPA 2100MHz/800MHz ■通信速度 上り/下り 300kbps超/300kbps超 ベストエフォート | ■日数定義 1ヶ月=30日 6ヶ月=185日 12ヶ月=375日 |
なんとなく全体がわかったところで
データ通信を抜粋し、日割り計算してみる。
Fair 従量課金SIM | プラチナ 使い放題SIM | U300 使い放題SIM |
[4ヶ月/120日]70円/日 2,088円/月 | [1ヶ月]176円/日 5,280円/月 [6ヶ月]162円/日 4,98円/月 [12ヶ月]150円/日 4,680円/月 | [1ヶ月]100円/日 2,980円/月 [6ヶ月]81円/日 2,484円/月 [12ヶ月]80円/日 2,484円/月 |
Fairは本来の趣旨とは違うが、どれくらいなものか「最低維持費」が解るように 敢えて日割り/月割りでコストを出してみた。
すると、U300よりも安いということに気が付く。
しかも常々、
たまにしか使わないのに「固定費」 定額制だと、使わない時も償却してるんだよな。 なんか無意味に使わなきゃって気になるよなぁ。 けど、WiFiの方が断然速いから 自宅で敢えて3Gを使わないしな... 外出時のバックアップみたいなものだしな。 この悩みは、海外のSIMをどういう形で買うか?に似ている。 |
と、思っていた。
ところで私の場合、4ヶ月で1000MB使い切れるんだろうか?
むしろ、4ヶ月とか区切らないで、通信量がゼロになるまで無駄なく使わせてくれたらいいのにな。
とかいう疑問や不満もあるが、とりあえず提示のプランでは一番安あがりで「公平」と思われる。
ITmedia +D PC USERでも
日本通信によると、b-mobile Fairを毎月ギガバイト単位でガンガン通信する超ヘビーユーザーとまったく使わないノンユーザー以外に訴求したいという。と説明され、
NTTドコモの定額制プランで利用するユーザーのうち、上位1%の超ヘビーユーザーがトラフィック全体の約30%を占めているのに対し、一般ユーザーにあたる約65%は200Mバイト/月程度で済ませている。比較的PCリテラシーが高く、積極的にデータ通信を使うユーザーの割合が多い日本通信のb-mobileSIM U300ユーザーでも300~400Mバイト/月ほどとのことだ。コストに換算すると、42人の一般ユーザーが1人の超ヘビーユーザーをサポートしている計算になるという。
加えて 「他社の現二段階定額プランの上限額となる約6300円付近で換算しても、1カ月あたりの通信量が754Mバイト以下ならb-mobile Fairが向くとしている」と述べている。
これならやっぱり完全に「Fair」だ。
と、いうことで定額のU300の契約が切れる約1ヶ月後、
「Fair micro」をスタートさせることにする。